雨に濡れた屋外は、想像以上に滑りやすくなっています。
特に、コケや藻が生えているコンクリート・タイル貼りのアプローチ
・金属製のグレーチング(溝蓋)・アルミ製の脚立のステップは、
一瞬で足をすくわれる危険地帯です。
これらの場所を歩く、または上る際は、絶対に急がず
一歩一歩踏みしめるように移動してください。
梅雨時のカビ対策で一番大切なのは、カビを ”ゼロ” にすることではなく、
”大きく育てない” ことです。
カビは目に見えないほど小さな予兆から始まり、ある日突然一気に広がります。
少し色が変わったかな?という段階で、濡れ雑巾や薄めた中性洗剤でサッと拭き取ってしまう。
この毎日の暮らしの中での小さな目配りと素早いリセットこそが、
ジメジメした季節でもお住まいの清潔と健康をキープする一番の秘訣です。
外だけでなく、お家の中の壁にもカビの予兆は現れます。
特に雨の日に窓ガラスが激しく結露している時は要注意。
サッシに溜まった水滴が、壁紙にじわじわと染み込んでカビの温床になります。
レースのカーテンの裾が窓ガラスに触れてジトジトしていないか、
クローゼットの奥の壁がひんやりと湿っぽくなっていないかをチェックし、
見つけたらすぐに乾拭きをして湿気を取り除きましょう。
梅雨時期に見逃せないカビの予兆があるかもしれません。
週に一度、晴れ間や雨の上がったタイミングで「建物の北側」や
「お風呂場・キッチンの換気扇の真裏にあたる外壁」を
ぐるっと見回してみてください。
何となく壁の色がくすんできたり、うっすらと緑色のモヤがかかったように見えたりしたら、
それがコケやカビの初期サインです。
この段階ならまだ根が浅いため、雨の日の水分を利用してブラシやスポンジで優しく撫でるだけで、
簡単に洗い流すことができます。
どんよりとした空が続く梅雨は、お住まいにとっても、そこに住む人の心にとっても、
少し重たい季節かもしれません。
だからこそ、晴天が続く今のうちに、外回りの不安要素を取り除いておくことが大切です。
一度整えてしまえば、激しい雨が降っても「うちは大丈夫」という安心感に包まれます。
備えを終えた後の清々しい気持ちで、しっとりと美しい雨の風情を楽しむ。
そんな心の余裕を今のうちに準備してみませんか。